ボランティア(volunteer)の語源は、ラテン語のvoluntas(ヴォランタス)であり、自由意志や自主性を意味しています。この意味の語尾に人を表す「er」を付けて「volunteer」という言葉が生まれたと言われております。
近年、日本では、これまでの「するスポーツ」と「みるスポーツ」に加え、「ささえるスポーツ」という新しい概念が注目されています。これが「スポーツボランティア」で、報酬を目的とせず、自分の労力、技術、時間を提供して地域社会や個人・団体のスポーツ推進のために行う活動のことを意味しています。
大きなスポーツイベントでは、多くのスポーツボランティアがその運営を支えており、こうしたボランティアの活躍が大会を盛り上げ、選手や観客のリピーターを増やし、ひいてはスポーツの振興に大きく寄与しています。また、必ずしもイベントばかりではなく、学校のクラブや地域サークルへの指導を行う日常的なスポーツ活動においても、スポーツボランティアは必要不可欠なものになってきています。
ボランティア活動をする方々には、現役で積んだ経験や知識、専門的な技術や資格、また、「得意なこと・好きなこと」をボランティア活動に活かす人も多くいます。しかし、スポーツイベントでのボランティアには、専門的な知識がなくても、細かいルールを知らなくても参加でき、参加者、観客、ボランティア仲間とともに、多くの感動を共有することができるでしょう。
岩手県広域スポーツセンターでは、スポーツボランティアを育成・支援し、広い視点からスポーツの普及振興を進めてまいります。
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